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JINSOブライダルカウンセラー 婚活塾ブログ

2025/05/26

製品と作品

 こんにちは。今日は製品と作品について書いてみたいと思います。作品の反対語は何でしょうか?このようなことは今まで考えたこともありませんでしたが、先日ある本を読んでいたら、このような問いに出会いました。この答えは製品だそうです。言われてみれば確かに芸術作品とは言いますが、芸術製品とは言いません。その本の作者は、製品は画一的で受動的ですが、作品は独創的で能動的だと言っています。つまり製品は他の物に置き換えられますが、作品は置き換えがききません。芸術作品である絵や彫刻を想像すれば容易にわかります。(世界の古典と賢者の知恵に学ぶ、言葉の力、シン‣ドヒョン、ユン・ナル、米津篤八訳、かんき出版参照)

 自分の人生を考える時、自分の人生は製品ではなく、自分一人だけの作品でなければなりません。このようには思いますが、事実は大きく異なっています。振り返ってみれば、学生の頃からサラリーマン中期頃までの生き方は、受験、就職、昇進、退職など決まりきった道をあまり考えることもなく進んできたような気がします。これら一連の行為は、安全ではありましたが、誰にでも置き換えられるような、特徴のない、当たり障りのない生き方だったような気がします。

 私はいまだにサラリーマンを続けていますが、ようやく製品から作品であらねばと思う気持ちが目覚め始めています。自分がこの世に生まれたのは、製品として世の中に貢献することではなく、作品として何かを提供することだと思い始めています。手始めに本を書いてみようと思い、数冊書いてみました。また結婚相談所も始めています。また妻と二人で小さな商売も始めようとも考えています。さてこの先どのような作品を作ったらよいのだろうと日々考えています。

 作品としての人生は、簡単なものではありません。挑戦と失敗を繰り返しながら少しずつ前進するようなものです。しかし、その前進、時には後退もありますが、その瞬間が「自分は生きている」ことを実感できる瞬間になります。これまでの製品としての人生は、他人の為のニュアンスが強かった気がしますが、これからの作品としての人生は、そのすべてが、自分自身の意志によって、自分の為に作り上げるものです。出来上がる作品は、誰とも置き換えられない、私が生きた証となるものです。

 さて婚活は人生の作品つくりの典型的なものです。二人だけの作品つくりに取り掛かることに遅すぎることはありません。さあ勇気を出して立派な作品を作ってみましょう。

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